<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
  <channel>
    <title>Movie on 本の感想とか</title>
    <link>https://piyoyuki.net/tags/movie/</link>
    <description>Recent content in Movie on 本の感想とか</description>
    <generator>Hugo</generator>
    <language>ja</language>
    <lastBuildDate>Fri, 01 Aug 2025 00:00:00 +0000</lastBuildDate>
    <atom:link href="https://piyoyuki.net/tags/movie/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
    <item>
      <title>HELLO WORLD</title>
      <link>https://piyoyuki.net/posts/helloworld/</link>
      <pubDate>Fri, 01 Aug 2025 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://piyoyuki.net/posts/helloworld/</guid>
      <description>&lt;p&gt;映画HELLO WORLDを見た。&#xA;野崎まどが脚本ということで、また何かやってくれるんだろうなと。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;以下ネタバレ全開。（いつものことだが）&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;まさかの主人公（堅書直実）がイーガンファンの高校生。&#xA;本棚にイーガン作品がずらり。順列都市、ディアスポラ、ゼンデギ、白熱光、プランクダイヴ&amp;hellip; こんな高校生いるわけないだろ。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;まあそれは許すとしても、主人公がとんでもなく素直な性格で、高校生でイーガン読んでるようなやつが素直なわけねえだろ！！というツッコミをせずにはいられない。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;高校生で海外SF読んでるとか絶対こじらせてるに決まってるだろ&amp;hellip;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;で、10年後の自分を名乗る存在が「実はこの世界は保存された過去のデータに過ぎなくて〜」というSF的な世界説明をするわけだけど、「イーガンみたいだな&amp;hellip;」ってあっさり流してるのは色んな意味で衝撃だった。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;「お前の存在はデータでしかない」と言われてすんなり受け入れられる人間、やばすぎないか&amp;hellip;？&#xA;少なくともぼくは冷静でいられる自信がない。（めちゃめちゃ興奮すると思う）&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;10年後の直美の真の目的は「落雷で植物状態になってしまった恋人の一行瑠璃を復活させるために、データ世界の一行さんの人格を持ち出し、現実に移植する」という正直うわあ&amp;hellip;なもの。10年後直美、どちゃくそこじらせていて「これだよこれ！イーガン読んでるやつはこうでないと！」と興奮した。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;最後のどんでん返しについては、正直まだ釈然としないところがある。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;まず、宇宙を開闢することで世界の階層構造から逃れられたはずなのに、そこから上位世界（おそらく現実）にたどり着く理由が謎。開闢とはなんだったのか。やっと逃れられたと思ったのに&amp;hellip;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;また、実は植物状態だったのは直美のほうで、一行さんが直美を復活させるために低階層の世界で色々やっていたのであれば、それまでの直美と10年後直美のやりとり(仮想世界から人格を持ち出すのはよくないよね。というくだり)はなんだったのか&amp;hellip;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;うーん、まあ、野崎まどだしな&amp;hellip; やりたいことやっただけ説も普通にある。それにしてもぶん投げすぎるだろ、というツッコミはあるが、正解するカドを観てるので&amp;hellip;まあ&amp;hellip;&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;スピンオフ作品とか小説版読めば色々わかるのかもしれない。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;青春ボーイミーツガール、実写を元にした綺麗な背景、セカイ系&amp;hellip;全体的に君の名は。みたいな映画だった。が、それは見かけの話で、中身はけっこうガチめなSFでさすが野崎まど、といったところか。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;どうも最初は全く別の硬派なSFものだったらしいのだが、君の名は。があまりにもヒットしすぎたせいで似たような路線になったらしい。(wikipedia情報) 二番煎じ、二匹目のドジョウ&amp;hellip; 大人の事情を感じる。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;日本ではあまり話題になったイメージはないけど、中国では興行収入20億円のヒットしたらしい。&#xA;日本では君の名は。を期待してみた人たちに刺さらず、中国では普通にSFとしてヒットした感じだろうか。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;主人公がイーガンファンという設定ということで、確かにイーガン作品の影響は色々感じた。シミュレーションによる仮想現実という設定は順列都市だし、仮想現実に人格を再現しようとするところはゼンデギっぽい（まだ読んでる途中だけど）。データ世界の暴走、という意味では短編の「クリスタルの夜」を感じる。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;イーガン以外にも本棚にはディックも並んでいて、現実か非現実（幻想）かわからなくなっていくディック特有の世界観も通じるところがある。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;あとは世界内世界内世界&amp;hellip;というところでインセプションか。なんだかんだでこれが一番強かったかも。&lt;/p&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>キャビン感想</title>
      <link>https://piyoyuki.net/posts/cabin/</link>
      <pubDate>Mon, 14 Jul 2025 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://piyoyuki.net/posts/cabin/</guid>
      <description>&lt;p&gt;上映会で。昔みて衝撃を受けた映画。久しぶりに見ても面白かった。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;こういう既存の枠組みをメタな視点で破壊していく作品が好きで、例えばミステリだと東野圭吾の『名探偵の掟』は高校生の時にどハマりした記憶。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;ホラーとミステリって親和性というか、共通点多いなーということに気づかせてくれた。懐かしい。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;CABINみたいに自分の予想を斜め上からぶち壊してくれる作品が好きだ。ミステリだとメフィスト賞作家の作品はそういうのが多い。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;SFはお決まりみたいな展開はあまりないけど、「え〜〜〜そうなっちゃうの〜〜〜？？？」って作品は結構あって、大好き。&#xA;最近読んだのだとカズオ・イシグロの『クララとお日さま』とか。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;こういう感覚はそもそも基礎知識がないと発生しないので、成長したとも言えるし、ある意味純粋に楽しめなくなったとも言える。記憶を消したいと思わないでもない。初めて十角館を読んだ時の衝撃とかもう一回味わいたいよな。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;で、ホラーの話に戻るけど、僕はホラーを見てもほとんど怖がれない体質というか、笑ってしまう。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;なんでだろうと思って考えてみたけど、どうも映像作品をフィクションと割り切る癖がついてしまったせいで当事者意識を全く持てなくなったせいらしい。（ちなみに、現実で誰かが襲ってきたら当然怖い。）&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;ミステリにしろ、ホラーにしろ、メタな視点でフィクションに触れる癖がつきすぎて変に冷静になってしまう。これはこれで正しくホラー作品を楽しんでる感じがしなくてどうなんだろうと思う。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;逆に怖がれる人が羨ましい。ホラー無理な人からは「なわけねえだろ！」って言われそうではある。&lt;/p&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>『パーティで女の子に話しかけるには』感想</title>
      <link>https://piyoyuki.net/posts/howtotalktogirlsatparties/</link>
      <pubDate>Fri, 20 Sep 2024 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://piyoyuki.net/posts/howtotalktogirlsatparties/</guid>
      <description>&lt;p&gt;普通の恋愛映画、と見せかけてパンクロック＆ボーイミーツガール＆ファーストコンタクトSF。&#xA;オールマイベストかも。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;まず序盤のパンクロックが流れながら謎に加速するシーンが良い。&#xA;映像と音楽はスピード感あるけど主人公はなんか陰キャだしすごいドジだったりする。ウケる。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;『パーティで女の子に話しかけるには』ってタイトルなのに普通に女の子に話しかけていて笑った。タイトル詐欺が過ぎる。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;パンクで異星人が出てくる謎展開だけど、大筋のボーイミーツガールとしては王道なのも良い。&#xA;冴えない青年が風変わりな女の子に出会って恋に落ち、振られる&amp;hellip;もう最高だ。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;ザンがエンとの子供を産むためにエンの静止を振り切って退去の選択をするシーンは感動した。エンが父親に捨てられた話をしたときに、ザンが「私だったら絶対そんなことはしない」と言ってたのが有言実行されてる。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;全体的に奇抜でシュールな映像とパンク音楽の雰囲気が本当に好きで好きで。なんかもうすべてがツボだった。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;あと、主人公の太った友達がすごく好き。困ったときに頼れるいいヤツ感があふれ出てる。&lt;/p&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>『博士の異常な愛情』感想</title>
      <link>https://piyoyuki.net/posts/strangelove/</link>
      <pubDate>Wed, 18 Sep 2024 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://piyoyuki.net/posts/strangelove/</guid>
      <description>&lt;p&gt;超ブラックコメディ。&#xA;TABOO1と志人の『禁断の惑星』のMVで『ファンタスティックプラネット』と本作がサンプリングされていてずっと気になっていた映画。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;blockquote&gt;&#xA;&lt;p&gt;機械任せで未来泣かせな博士の異常な愛情によりバイオ倍増し大量のプルトニウムの雨が地上では降るという&lt;/p&gt;&lt;/blockquote&gt;&#xA;&lt;p&gt;めちゃめちゃ面白いんだけど、ずっと「これ笑っていいのか&amp;hellip;？」って思いながら観てた。&#xA;笑いたいけど笑えなくて困惑、地味に初めての感覚かも。&#xA;終盤の爆弾投下とストレンジラヴ博士が右手を挙げてしまうシーンはわかりやすくて素直に笑えた。&#xA;人類滅亡シーンで楽しい音楽が流れるのはこれが元ネタだったんだなー。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;ストレンジラヴ博士のモデルとしてフォン・ノイマンが挙げられる(ゲーム理論的に考えて真っ先にソ連を核で攻撃するべきと主張したといわれる)のを知っていただけに、現実でも全然起こりうることなんだよな&amp;hellip;となって真顔になった。&#xA;ロシアもウクライナに宣戦布告して今だに戦争つづいてるしなあ。人間は愚か。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;観る時代で受け取り方が異なってきそう。放映当時の冷戦真っただ中もどうだったんだろう。&#xA;核戦争が起こる危険性がない未来（そんな時代来るのか？？？）に観ると全力で笑えるんだろうなあ&amp;hellip;&lt;/p&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>『箱男』感想</title>
      <link>https://piyoyuki.net/posts/boxman/</link>
      <pubDate>Sun, 01 Sep 2024 00:00:00 +0000</pubDate>
      <guid>https://piyoyuki.net/posts/boxman/</guid>
      <description>&lt;p&gt;読んだのが昔すぎて、そういえば原作ってこんなんだったなーと思い出しながら観た。意外に原作にかなり忠実だったと思う。&#xA;安部公房の脚フェチ・変態なところも表現しててリスペクトを感じてよかった。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;最大のポイントはやっぱり箱男のアクション。町を全力疾走したり、ワッペン乞食に襲われたり、段ボール箱かぶった人間が動くだけでこんなにシュールで面白いんだーって感動した。&#xA;特に箱男vs贋箱男の殴り合うシーンは爆笑しながら観てた。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;原作の見る-見られるの非対称性や匿名性、世界の&amp;quot;内&amp;quot;と&amp;quot;外&amp;quot;みたいな難しい話もいい感じに実写化できてたと思う。&#xA;とはいえ最後の「箱男はあなたです（ドーン！）」はさすがに野暮すぎというか、そこまで言っちゃうんだ&amp;hellip;って興ざめした。&lt;/p&gt;&#xA;&lt;p&gt;そこだけ惜しいけど全体的には楽しめたし、何より令和になって安部公房の箱男が実写化されたという事実に感謝したい。&lt;/p&gt;</description>
    </item>
  </channel>
</rss>
